H.12.03.28


  N市の今後に向けて  



区画整理に関する都市計画決定は、資料縦覧の結果、先行き不透明
ということで一時延期になりました。いま、住民が自らの手で行う
「まちづくり」に向けて新しい組織造りが求められております。会員の
皆様のご意見・アイデアを期待します。

N市の区画整理は南北約200M、東西約600Mの範囲
現在、幅13M程度の幹線道路沿い路線商店街で東西約600Mの範囲
幅約6Mの東西道路、幅約7M程度の河川が東西に流れる
計画は南北約200Mの間に22M、6M、12Mと3本の道路ならびに
15M程度の河川整備をしようとするものである

N市との打ち合わせから
・ 区画整理そのものに対しての反対者はすくない
・ 住民には充分意を尽くして説明したはずである
・○○川の氾濫に対して、周辺住民からは早く進めてほしいとの意見
・会達製糸跡地の買収によって久保丁坂入り口周辺の住民の移転先が確保された
   跡地利用方法は決定していないが、○○川周辺住民の地権者住宅はつくりたい
・区画整理でないと、本町地区の減歩による転出者の移転先が確保できない
・ 幹線道路は新設の場合(道路をいじる)は、右折車線の滞留部分は30m必要なので3
 車線とすると幅19mが最小 右折禁止なら2車線分でよい
・ 久保丁坂上に100軒程家があり、その人たちが駅に車で送り迎えするときの便宜をは
 らなければならない(?)
・ 商店の自主的セットバックによる歩道幅確保の場合は、補償金が国・県からでなくなる
 ので市単独事業(市は財政難で無理)か個人負担になる
・K市の顔として御門(大手門)は復元したい
・ 中心市街地に住民が増えることが商業活性化にも繋がる
   高齢者対応住宅や借り上げ住宅などもインフラ整備の後で積極的に支援したい
   共同化についても住民から要請があれば積極的な支援を惜しまない
   「街中再生事業」申請への準備をしている
   しかし、道路は譲れない
・ 以上のような事情により区画整理でいくことに方針を決定した
・事業申請の手順から年内に都市計画決定をしたいが、いつも道路に戻ってし
 まう

県との打ち合わせ
・ 県は認可する立場にあるので、具体的な話はしにくい
・ 市と同じ説明になってしまうが良いか もしかすると県中事務所等からの派遣になる
   説明者の立場が違えば聞く側の受け止め方も変わると言うことで了承
・ 中小企業課では商店街活性化に関する考え方を説明する

 以上の点を踏まえて、「東北まちづくり協議会」の立場からは、まちを考えるに当たっ
て住民が充分な理解のもとに納得した計画が進められるような場面づくりをする。むしろ、
逆手に取って久保丁坂出口全体の広場化を提案しても良いかもしれない。却って中央部の
空間は広くなるが。ただし、祭り広場・歩行空間として。
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