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【表ー1】「明治十五年六月 地籍字限絵図」

表町
    1 現在の駅前通り開削されず
    2 宅地割りの方式は道路に拘束された短冊型
    3 表通りの宅地割り方式は裏通りにも及ぶ
    4 クランク部分でも基本的宅地割り方式は踏襲され、短冊型で
      小割りにはされない
    5 本町一の官有地             1/54  1.8%
      本町一で裏手に直に畑地をもつ件数    3/54   5.5%
      本町二で裏手に直に畑地をもつ件数    28/62  45.1%
      本町二で町内に飛地として畑地をもつ件数   3/62  4.8%
    6 用水堀はメイン通り( 四間巾?)の中央部 松岡ー本町一・
      本町二
    7 本町一と本町二との境の用水堀は本町一の三十番沿い
    8 九十一番は坂下門の堀割
    10 九十二・九十四番は用水堀を挟んだ道路両側

    裏町
    1 裏町一で通りに面した敷地         40  100.0%
      裏町一で宅地              28/40  70.0%
      裏町一で裏手に直に畑地をもつ件数    2/40    5.0%
       裏町一で通りに面した農地        12/40   30.0%
    2 裏町通りでは通りの北川に接して用水堀が設けられる
      本町一と四十二番から五十五番は路地によって囲まれるが、四
             十八番西北の隅には極めて小さな三角の溜め堀
      裏町一の南は六角川に接する
    4 裏町一の東西境界線は用水堀
    5 裏町二で通りに面した敷地          47  100.0%
      裏町二で通りに面した宅地        36/47   76.5%
      裏町二で通りに面した農地        11/47  23.4%
       裏町二で裏手に直に畑地をもつ件数    3/47   6.3%
      裏町二で通りに面した農地の裏に宅地   1/47   2.1%
    6 53番の南西隅に用水堀に接して溜め堀
    7 裏田と裏町二の境界は裏町二に接して用水堀、南端の境界は六
            角川となる
      農地の割り方も基本的には短冊型