ギリシア建築紀行
−アテネ2−
Athens アテネ周辺のみでなく、ギリシア全体としていたる所建設途中
の建物が見える。一見、廃墟のように見えるものも、鉄筋が伸びている
ものは建設中。3年以内に工事が完成すれば良いということで、工事中
断の建物が当たり前のような様相を呈している。完成した部分から使用
しているものも数多。
郊外の建物は1階をピロティーや1階をピロティーや倉庫としている嵩
上げ住宅が多い。傾斜地をそのまま利用している。吾国のように地均し
は行われないことが多いが、これも石灰岩の地盤によるものであろうか。
ギリシアは農業国。耕作可能地は23%程度であるが、1人あたりの耕作
面積は日本よりも多く、農作物は豊富である。
人口の3分の1はAthens アテネ周辺に集中しており、その地区の人口
密度は79人/ku。住環境には相当の問題がある。
Akrotirion Sounioスーニオン岬
Athens アテネから車で1時間余りとあって、近年居住者が増加している
が、その多くは定年を迎えた高齢者である。一軒が日本円で1,000万円
程度であるという。職を退いて恩給生活に入った人たちがその時点で新
たに家を購入できるということが不思議な気がするが・・・。

greek7=スーニオン岬遠景スケッチ

greek8=ポセイドン神殿スケッチ

grek0050=スーニオン夕景
Naos Poseidonosポセイドン神殿
BC445年に建設が開始されBC444年に完成した海の神ポセイドンを祭る典型的ドー
リア式神殿。当初の神殿はBC5世紀の初めに建設が始ったが、凝灰岩によるアルカイ
ック神殿は、未だ建設の終わらぬBC480年にペルシア人によって破壊。その後の建設
になる。正面6柱式、側面13本の円柱のフルーティングは一般的な20本ではなしに16
本とされている。アグレレーザの大理石を使用。

grek0051=ポセイドン神殿1
ギリシアの町はクリスマス休暇。街はイルミネーションで溢れている。
Athens アテネの中心地Sintagmaシンタグマ広場やOmoniaオモニア広
場には大きなツリーのイルミネーションが建てられている。
衛兵の交代
両サイドに向かい合って立った衛兵は、右肩に鉄砲、歩行は軸足のヒザを折った中
腰の状態で、左手は垂直近くまで振り上げ、挙げた足は水平に真っ直ぐ前方へ、最後
に中央でお互いの足の裏を合わせる。靴の先の玉とその格好はまるで御伽の国。
Aτ. JΩannhΣ
Acropolisアクロポリスの丘の東裾野、Plakaプラカ地区入り口にあるギリシア正教会。
街中の建築物
10〜17世紀にかけてAncient Agoraが数多く造られた。
街中の崩れそうな建物には×印とφoiBos取壊の墨書。

grek0053=Aτ. JΩannhΣ

grek0054=街中の建築物
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